婚約指輪を買う人の9割がダイヤモンドを選びます。
ここでの悩みはカラット数。
ダイヤモンドの品質は「4C」と呼ばれる基準があるのですが、パッと見でわかるのはダイヤモンドの大きさであるカラット数くらいです。
それゆえ、あまり小さいダイヤモンドでは恥ずかしいのでは…と悩む新婦さんの多いこと!
今回は、平均的に選ばれたカラット数と、ダイヤモンドの4Cのバランスについて解説します。
目次
婚約指輪のダイヤのカラット数は
婚約指輪のダイヤのカラット(ct)数は、「0.2ct~0.3ct未満」が34%で最も高く、次いで「0.3ct~0.4ct未満」が29%と続きました。

ダイヤモンドは0.1カラット上がるごとに、10万円上がっていくと言われています。
予算の平均が30万円台ですから、0.3カラット前後が多くなるのが自然ですね。
0.1カラットアップするごとに10万円上があるということは
つまり、
0.5カラットで50万円
という計算です。
ダイヤモンドのカラットが小さくても恥じる必要はない!
大人婚ならば、そこそこの貯金もあり、社会的な立場も高くなりつつあるので0.4カラットもありかな?と思いますが、予算的には0.2~0.3カラットまでが一般的です。
20~30代前半までの新婦さんであればもちろん、一般的な給与水準から考えても0.2カラットが精一杯な場合もあるでしょう。
また、あえて小さめのダイヤモンドを選ぶ人もいます。
例えば、ふだん使いしたいので引っかからないサイズを探したら0.1~0.2カラットだったとか、手が小さく指も細いので0.3カラットでも大きすぎるとか。
5号サイズの指の女性なら0.2カラットくらいがちょうどいいんですよね。
ですから、あなたの婚約指輪のダイヤモンドが小さいからといって、恥じる必要はまったくありません。
婚約指輪のダイヤモンドは4Cのバランスが決め手
ダイヤモンドの4C、勉強しますよね!
ここでも復習しておきましょう。
ダイヤの品質を表す「4C」とは、カット、カラット、カラー、クラリティを指します。
カット(cut)
カットはダイヤモンドの研磨と形の質のことで次の5段階があります。
Very good ベリーグッド
Good グッド
Fair フェアー
Poor プアー
全体的な形のバランスと研磨状態のグレードを表す指標で、婚約指輪であればGood以上を選びたいところ。
カット技術が高いほど宝石の輝きが増します。
カラット(ct)
「えー、そのダイヤって何カラット?」と大きさの目安として語られますが、カラットはダイヤモンドの重さの単位です。
婚約指輪には0.3カラット以上を選ぶ人が多いですね。
1カラットは0.2グラムで、0.1カラット上がるごとにお値段が10万円上がるのが一般的。
カラー(color)
カラーはダイヤモンドの色のことで、 Dから Zまで23段階あり、無色のDが最高品質です。
とはいっても、G 以上は肉眼で見る限り、その差はあまりわかりません。
リングの素材がプラチナならH以上がおすすめ 。
ただし、色のついたファンシーカラーのダイヤには希少価値があります。
クラリティ(clarity)
クラリティとは、ダイヤモンドの透明度、つまり小さなゴミのような含有物などがあるかどうかのこと。
グレードは11段階あります。
最高は FL(フローレス)で、肉眼ではほとんど含有物がわからないもので、
Sl (slightly included スライトリー・インクルーデッド)以上を選びたいもの。
この4Cのバランスを考えて、あなたの納得のいくダイヤモンドを選ばれることをおすすめします。
まとめ
- 婚約指輪のダイヤのカラット(ct)数は、「0.2ct~0.3ct未満」が34%で最も高く、次いで「0.3ct~0.4ct未満」が29%と続きました。
- あえて小さめのダイヤモンドを選ぶ人もいます。ですから、あなたの婚約指輪のダイヤモンドが小さいからといって、恥じる必要はまったくありません。
- ダイヤモンドの4Cのバランスを考えて、あなたの納得のいくダイヤモンドを選ばれることをおすすめします。
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