「結婚で相手のご両親に会いに実家に伺うときは必ずワンピースで!」という意見が多いです。
私自身もワンピースを着たし、このブログでも「とにかくワンピースで」とおすすめしています。
※結婚挨拶で親に好印象を与える服装は女性で夏ならワンピースである理由
※結婚挨拶におすすめのワンピースのブランドと選び方のポイント7つ
※夏のワンピースにきちんと感を出すボレロのコーデ、カーディガンとの違いは?
※オンワード樫山のファミリーセールの時期と招待状の入手方法
でも、こんなお悩みをもつ人もいます。
「足にコンプレックスがあって無理…」
「ふだんスカートなんかはくことがないから恥ずかしくて、余計に緊張してしまう」
そんな方に向けて、ワンピース以外の選択肢と、なぜパンツを避けるほうがいいのかをお話ししますね。
目次
結婚挨拶でワンピース以外がすすめられないワケ
ふだんはワンピースなんてそう着ませんよね。
逆に言えば、それだけワンピースには特別感がある、とも言えます。
特別感は「けじめを感じさせる」と言い換えることもできます。
正式なご挨拶、お祝いごと、相手のご両親への敬意を表すため、あなたがきちんとしつけられた礼儀正しい女性であることを表すため、ふんわりした女性らしさを見せるため。
それらを全部まるっと解決してくれるのが、ワンピース。
ニットやカットソーなどのトップスとスカートの組み合わせでも悪くはありません。
ただ、普段着との線引きがとても難しいんです。
自分ではよそゆきを着ていったつもりが、ちょっときちんとしたおうちなら、普段着レベルだった…なんてこともあります。
ですが、ワンピースならまずその心配がありません。
もちろんワンピースならなんでも良いわけではなく、カジュアルすぎてはいけないし、特に夏は肌見せの少ないものやリゾートっぽいものを避ける、冬ならファーなどの動物素材を避けるなどのルールやマナーはあります。
逆に言えば、そのわずかなルールさえ外さなければ「失礼だ」と思われにくいのがワンピースの一番の強みなのです。
※結婚挨拶で親に好印象を与える服装は女性で夏ならワンピースである理由
※結婚挨拶におすすめのワンピースのブランドと選び方のポイント7つ
※夏のワンピースにきちんと感を出すボレロのコーデ、カーディガンとの違いは?
※オンワード樫山のファミリーセールの時期と招待状の入手方法
結婚挨拶の服装で女性がどうしてもパンツをはきたいなら
このブログではしつこく膝丈のワンピースをおすすめしている私ですが、私はかなりのぽっちゃり体型だった時代が長いので、いろんなコンプレックスがあることもわかります。
足が太い、O脚だ、あるいはあざがあったり義足や装具をつけているのを見せたくないなどの事情があるかもしれません。
パンツをはいて足を隠せば、それらの「見せたくないもの」は見せずに済みますね。
さて、そんな場合は、実際にどんなパンツを選んだらいいでしょうか?
さすがにジーンズやチノパン、カーゴパンツやガウチョパンツはカジュアルすぎるので、なしとして…
よく勧められているのは
- ビジネス系のパリッとした黒いパンツスーツ
- できるだけ明るい色のパンツスーツ
です。
たしかに明るい色のパンツスーツのほうが、お祝いごとにはふさわしいですね。
黒いパンツスーツだとバリキャリイメージで就職活動みたい。何よりあなたのイメージが堅苦しくなってしまいます。
明るめの色でパリッとしすぎないパンツスーツなら、こういう感じがギリギリでしょうか。
あまり細身すぎないパンツで、ふんわりとした雰囲気を出します。
お色はセットアップのジャケットを羽織ることも考えると、明るいカーキかグレーがお顔映りが良いですね。

※クリックで拡大表示されます
上のパンツスーツはやわらかなイメージを出せますが、ワンピースに比べると、やっぱりビジネスっぽさは否めません。
そこで、どうしてもパンツ!という人に私がおすすめしたいのが、これ。
自己主張しすぎず、正座しても足がしびれる心配も少ないうえに、カジュアルすぎず女性らしくふんわりして見えるかなー?というパンツです。
【店頭売れ筋】【セットアップ可 / 洗える】Fied ワイドパンツ

※クリックで拡大表示されます(アイボリー系がおすすめ!)
ただし、上のパンツはスーツやセットアップではないので、トップスにはコンパクトなアンサンブルを合わせるのが上品です。
例えばこんなの。
↓

※クリックで拡大表示されます
ご紹介したタイプのワイドパンツとアンサンブルの組み合わせなら、ある程度のきちんと感、つまり清潔感のある上品な印象と女性らしさ(あくまでも外見ですが)を保てるので、「どうしてもパンツで!!」という方は参考にしてくださいね。
パンツ選びの場合に他に気をつけるポイントは、物理的に
- 訪問先が和室の場合に正座がキツくなる
- シワになりやすい
- 洋間で椅子に座ったときはリラックスして膝が開かないように気をつけなきゃならない
などですね。
(ワンピースなら、ある程度は隠せます)
「2回目の訪問からはパンツでもいいから初回はワンピースやスカートをはいてほしいの!」という彼ママの気持ちとは
しかし、実はパンツを避けたほうがいい理由、パンツが喜ばれないほんとうの理由は他にあります。
意味があるかどうかは別として、「結婚の親挨拶・ご実家挨拶はワンピースが定番だよね」という常識、世間一般の認識がありますよね。
「なのに、常識を無視して、あえてパンツを選ぶ女性ってどういう性格なんだろう?」というところに引っかかるのです、彼ママが。
これが「結婚のご挨拶はワンピースで行きなさい」とみんなが口を揃えて言う、ほんとうの理由なのよ。
要は、自分の息子の嫁になる女性が
- 世間の一般常識を軽々と超越しちゃう行動派なタイプ
- もしかして常識を知らない困ったちゃんタイプ
- 個性重視で自分の意見を通したいタイプ
なのかもしれない!!><
つまりは、
- 自分の息子が尻に敷かれるのでは?!
- 息子だけでなく、ゆくゆくは私たちの意見にも耳を貸さないタイプなのでは?
- 親戚付き合いなどで失礼なことをしでかしてしまうのでは?!
という心配が起こるからなのです。
ここで、ママ世代の意見を見てみましょう。
トピ主さんの個性とお母様の考え方にもよりますが、普段が元気でボーイッシュがウリな女性だと聞いていても、息子の彼女が「個性を主張すると称して自分の我を通してばかりのタイプ」ではなく「(会う相手や場面に合わせて)TPOに気を遣える子」と思えると印象がいいです。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1013/355072.htm
「TPOに気を遣える子」って、嫁としては大事なポイントですよね。
スカートで来てくれたら嬉しいな。
うちの息子の彼女さんはまだ大学生。
初対面はGンズでした。
私はバイク乗りの中高年女性なので、基本、パンツ姿です。
なのに、自分勝手を言わせて頂けるなら、スカートでお会い出来たら嬉しいです。
ちなみに二度目からはパンツOKです。
理由は、やっぱり女性らしさを感じるからかな(しかも自分に欠けている)。
ごめんなさいねぇ、おばさんはわがままで。
多分、スカートならどなたにでも印象が好いと思いますよ~。緊張するかも知れませんが、それはお互い様(彼氏さんのお母さんも緊張してます)ですから、明るく可愛らしくGO!です☆
あぁ、若い子は可愛い(ハート)
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1013/355072.htm
こちらの彼ママは、ご自身がバイク好きのパンツ派なのに「初回はスカートがいい」とおっしゃるのだから、パンツ派でない彼ママはさらに「そりゃスカートでしょ!」って思うでしょうねえ。。。
べきはないのよね
私が彼母の立場で、お相手の女性がパンツの似合う方だったらスタイルが良いのね~と感心するでしょうから。
とはいえ、相手がどういう方かわからないうちは無難という道を選択することをおすすめ致します。
多分、スカートのほうが未だに無難という感じが致します。
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1013/355072.htm
「べきはない」、たしかにそうです。
こういうことの絶対的な正解も不正解もありません。
それでも、というのか、だからこそというのか「無難」を選ぶのが大事なんですよね。
ひざ下のスカートでお願いします
スーツだと頑張り過ぎだし
パンツスタイルだと勝気な感じがするし
やはり幻想だと言われても、我が子の前をグイグイと走って行って、息子が慌てて追っかけてる!が現実でも、最初の一瞬ぐらいは夢がみたいです
なので、頑張って優しそうな感じにまとめてみました。無理が有りますか?って、たとえそんな感じに仕上がっても「その努力は買えます!」って思います
次回からの服装にはあまりうるさくは思いませんが、
やはり 初めての「お呼ばれ」って思われる状況ならば「頑張って」ようが「似合わないかも…」だろうが「息子の為に頑張ってくれてる彼女さん」に好感が持てますので是が非でも「ワンピース」とか「清潔感が感じれる」服装で、ひざ丈のスカートをお願いします
http://komachi.yomiuri.co.jp/t/2010/1013/355072.htm
実は、この方のご意見が、うちの夫と私の意見にかなり近いです。
私たち夫婦は子どもがいれば、もうお嫁さんをお迎えする世代です。
夫はファッションが好きで、こだわりがないタイプ。
なので、冒頭で載せたパンツスタイルも「かわいいやん、これでも全然いいやん」と言っていたのですが…
「でも世間一般の親御さんはワンピースで来てほしいみたいなんだよね」という話をしていくうちに、こう言い始めました。
「たしかにそうかも。『足が太いなぁ』(って失礼な!!)とか『ふだんあんまりスカート系は着ないんやろな』ってわかるくらい無理があっても、その無理をしてる感じのほうが好感が持てる気がする。
パンツスーツで来られるとなんかこう…攻撃性っていうかバリキャリすぎる感じを受けるかもしれん。
そう思うとパンツはナシやな。就職活動とは違うんやしなぁ。」
って。
私もいろんな彼ママの意見を見ていくと「きれいに似合ったワンピースをオシャレに着こなすお嫁さん(候補)」に会いたいわけではないな、と気づきました。
むしろ、極端な話、選んだワンピースがダサダサでサイズ感もおかしいし、全然あなたに似合っていなかったとしても
- きっとこの子は普段パンツ派なのに、めっちゃ無理をしてワンピースを着てきてくれたんだな
- 選び慣れないタイプの服(ワンピースやスカート)を選んだから、とってつけたようなミスマッチ感があるんだな
(それくらい頑張ってくれたんだな) - 私たちに失礼のないように、私たちの常識に「合わせよう」としてくれたんだな
と感じるはずです。
カッコいいバリキャリ系パンツスーツをキメてくるよりも、似合わないワンピースを着てきてくれるほうが好ましく、その努力が素晴らしい!とあなたの株が一気に上がるだろうと思います。
もう、思わずハグして「がんばってくれてありがとう!」と言いたいくらい好感が持てちゃうだろうなぁ。
これはあくまでも私たちの個人的な意見ですが。
まとめ
- 結婚挨拶でワンピース以外がすすめられないワケは、ワンピースには他にない特別感があるから。
- 結婚挨拶の服装でおすすめできるパンツスタイルは、セットアップで明るめの色、柔らかな素材のもの。堅苦しさが出ないように。
- パンツが選ばれないほんとうの理由は彼ママがあなたに持つ印象。
我を通す、自分の好みを通す、オシャレな女性でなく、TPOをわきまえていて息子を立ててくれそうな女性だという印象を持ちたいため。
あとはあなたの判断で決めてくださいね^^
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